Yext イエクスト(検索クラウドプラットフォームツール)とは？メリットと導入事例・利用企業

Yextの導入企業

導入企業例：JTB, TBI ホールディングス, スーパーホテル, トリドールホールディングス, ヤマト運輸, ユナイテッドアローズ, ライトオン, ワンダーテーブル, 三井住友銀行, 丸亀製麺, 吉野家, 日比谷花壇, 銀だこ

検索クラウドプラットフォーム Yext（イエクスト）

この記事の目次

1 Yextとは？導入がおすすめの企業とメリット・デメリット
2 Yext Answersの導入メリット
3 Yextの導入デメリット
4 Yextの導入がおすすめの企業
5 Yextがおすすめできない企業
6 Yextを導入している企業例
7 Yextを導入するには？運営企業とサービス詳細

Yextとは？導入がおすすめの企業とメリット・デメリット

Yext（イエクスト）は、企業が公開している情報を一元管理して、正確な情報を即座に発信するためのサービスです。米フォーチュン誌の「フォーチュン500」に選ばれた企業の約半数が、Yextを導入していると言われています。
「Yext Search Experience Cloud」と呼ばれるクラウドプラットフォームを提供しており、Knowledge Graph、Answers、Pages、Listings、Reviews、Analytics、App Directoryという各種製品が用意されています。これらすべてを導入する企業もありますが、用途に応じて必要なものを選択することも可能です。たとえばAnalyticsは、検索パフォーマンスを分析するために活用されています。

Yext Answersの導入メリット

新製品のYext Answersは、従来のサイト内検索を進化させた画期的なサービスです。簡単に説明すると、Google検索が自社サイトにあるようなイメージです。一般的なサイト内検索では、入力したキーワードから該当ページのリンクが表示されることが少なくありません。顧客はリンク先を確認して、求める答えにたどり着くというわけです。これに対してYext Answersでは、リンクではなく答えをダイレクトに表示します。答えを求めて自社サイトからGoogleなどの検索エンジンへと離脱する顧客を食い止めることができるため、特にECサイトなどは商品購入につながる見込み客を逃さずにすみます。

Yext Answersは、顧客サポートのコスト削減にも役立ちます。たとえばカスタマーセンターなど、問い合わせ業務の負担を軽減できます。サイト内検索で答えが見つかれば、顧客はカスタマーセンターへ問い合わせずに済みますし、即座に答えがわかるため顧客満足度の向上にも繋がるでしょう。その結果、Answers導入前と比較してカスタマーセンターの人員が少人数になり、コスト削減を実現できるというメリットが生まれます。また、WordPressでサイトを構築している場合は、Wordpressプラグインを活用することで、Answersを容易に追加することができます。複雑なコードや面倒な作業は不要です。

Yextの導入デメリット

Yextはインターネットに公開する情報を一元管理できるサービスですが、一部の企業にとってはあまり魅力が感じられないかもしれません。たとえば、非公開にすることで特別感を演出している、ホームページは必要ないし検索エンジンからの顧客も求めていない、といったケースです。隠れ家的にひっそりと営業している店舗や会員制のサービスなどが該当するのではないでしょうか。このような業態の場合は、情報が一般消費者に公になることで、デメリットを被るおそれがあると考えられます。

Yextの導入がおすすめの企業

・サポートセンターの業務負担を軽減したい企業
・公開情報を一元管理したい企業
・ECサイトを運営している企業

Yextがおすすめできない企業

・会員制サービスなど、特定の顧客にだけ情報を公開したい企業
・インターネットやホームページの必要性を感じていない企業

Yextを導入している企業例

吉野家,ライトオン,ユナイテッドアローズ,トリドールホールディングス,ワンダーテーブル,三井住友銀行,JTB,ヤマト運輸,日比谷花壇,TBI ホールディングス

Yextを導入するには？運営企業とサービス詳細

Yextを運営しているのは、アメリカのニューヨーク州にオフィスを構えるYext, Inc. です。日本法人は株式会社Yextであり、東京にオフィスがあります。Yextの導入費用は、事業規模や実装する機能などによって異なります。導入を希望する場合は、公式サイトの問い合わせフォームに必要事項を記入して送信しましょう。その後、担当者から連絡がありますので、詳細な内容を話し合って決めていきます。問い合わせフォームではなく、直接電話する方法もあり、早急に導入したい場合は電話をおすすめします。

Yext Answersについては、90日間の無償提供プログラムが提供されています（2020年12月25日時点）。無償提供プログラムへの申し込みは、公式サイトの専用フォームから行います。氏名・役職・メールアドレス・会社名などを入力し、「同意する」をクリックしましょう。