テレワークでもファイル管理を一元化できるbox(コンテンツ管理・ワークフロー管理ツール)の導入事例・利用企業

boxの導入企業

導入企業例：ALLSTATE, BROADCOM, General Electric, アストラゼネカ, モルガンスタンレー

この記事の目次

1 box(コンテンツ管理・ワークフロー管理ツール)とは？導入がおすすめの企業とメリット・デメリット
- 1.1 boxの導入がおすすめの企業
- 1.2 boxの導入がおすすめできない企業
2 box(コンテンツ管理・ワークフロー管理ツール)の導入企業
3 box(コンテンツ管理・ワークフロー管理ツール)を導入するには？運営企業とサービス詳細

box(コンテンツ管理・ワークフロー管理ツール)とは？導入がおすすめの企業とメリット・デメリット

boxとはアメリカのIT企業「box Inc.」が運営する、法人向けのコンテンツ管理・ワークフロー管理ツールです。ファイルを1箇所に収集して一元管理することで、社内やパートナー企業、ユーザーを含む内外組織との共同作業を効率化できます。ファイルは全てセキュアなクラウドで管理されるため、機密書類を情報漏洩などの脅威から保護することも可能です。さらに、契約書類のやり取りや社員情報の管理など、手間のかかる反復作業を自動化するシステムも搭載しています。

box最大の特徴は「アプリとの統合機能」であり、このシステムによって業務アプリ間のコンテンツ共有が行われる為、導入後もアプリ環境を変更する必要はなく、今まで通りの業務アプリの使用が可能です。アプリ変更の必要が無いと、企業はセキュリティを一元管理が可能になり、ユーザーは環境変更を懸念することなく利用できます。「X-point.」や「ActionPassport」などのワークフロー管理ツールと比較すると、一元管理によるセキュリティ強化とタスク効率化を重視したツールで、「社外連携がしやすくストレスフリー」という良い評判が上がっています。

boxの導入がおすすめの企業

・社内で保有しているファイル・コンテンツの数が多い企業
・データのセキュアな管理を行いたいIT企業
・社内組織の構成・変更が複雑な企業
・徹底した組織マネジメントを必要とする大規模企業
・他企業との結びつきが強くい企業
・パートナーシップによる拡大・発展を重視している企業

boxの導入がおすすめできない企業

・データ管理に課題がない企業
・少人数経営の企業
・ワークフローの効率化を行う必要がない小規模な企業
・法人向けプランの料金コストをかける必要がない企業

box(コンテンツ管理・ワークフロー管理ツール)の導入企業

Morgan Stanley,BROADCOM,ALLSTATE,Astra Zeneca,General Electric

box(コンテンツ管理・ワークフロー管理ツール)を導入するには？運営企業とサービス詳細

boxの運営会社はBox米国法人「box Inc.」です。導入するには運営会社との直接取引を行う必要があり、クレジットカード決済となります。日本での購入はBoxが指定する販売代理店に申し込むか、フォームからbox Inc.へ問い合わせる必要があります。販売代理店には、「NTTコミュニケーションズ株式会社」や「富士通株式会社」などが指定されています。

Box Individual

個人向けに提供されているサービスプランです。ストレージ容量10 GB・アップロード容量250 MBまでの制限がある「Individual(無料)」、より大容量のコンテンツ管理が可能で、ストレージ容量100GB・アップロード容量5GBまで利用できる「Personal Pro(月額1200円)」があります。(2020年12月17日時点)

Box Business

ビジネス向けの一般的なプランです。「Starter(月額550円)」「Business(月額1,800)」「Business Plus(月額3,000円)」「Enterprise(月額4,200円)」の4プランから選択できます。Starterは最低限の機能が搭載された格安プランで、100GBのストレージ容量と10人までのユーザー登録という制限付きです。Businessは一般的なビジネスプランで、ストレージ容量・ユーザー登録ともに上限がなく、カスタマイズブランディングも可能です。Business Plusは組織全体でのコンテンツ管理が可能なプランで、オプション機能追加やコンテンツの完全管理・コントロールができます。(2020年12月17日時点)

Enterpriseは高度なコンテンツ管理が可能なプランで、boxのシステムやセキュリティを更に強化することが可能です。また、Enterprise以外の料金プランは、12ヶ月の一括払いで購入すると5％の割引が適用されます。

Box Enterprisesスイート

Enterpriseの契約で追加できるプランです。データ保護機能とタスク自動化でコンテンツ管理を単純化できる「Digital Workplace」、ワークフローの高速化とアプリの統合を通して更に効率化する「Digital Business」があります。このプランの契約申し込み・利用料金については問い合わせる必要があります。(2020年12月17日時点)

Box Platform

アプリケーション開発部門向けのカスタムプランです。エンタープライズアプリケーションの開発・管理、boxと実稼働環境への統合に関して、公式から直にサポートを提供してもらう事ができます。30日間の無料トライアルで試用でき、「Enterprise」プランから本契約となります。なお、契約申し込みや利用料金、ユーザー制限に関しては応相談となります。(2020年12月17日時点)