カオナビ(人事評価・人材管理ツール)の導入事例・利用企業

カオナビの導入企業

導入企業例：イノチオホールディングス, ウェルクス, デンソー, ドーム, ニスコム, フジッコ, ホンダロジスティクス, 吉野家, 物語コーポレーション, 阪急阪神不動産

カオナビ

この記事の目次

1 カオナビ(人事評価・人材管理ツール)とは？導入がおすすめの企業とメリット・デメリット
- 1.1 カオナビ導入がおすすめの企業
- 1.2 カオナビ導入をおすすめできない企業
2 カオナビ(人事評価・人材管理ツール)の導入企業
3 カオナビ(人事評価・人材管理ツール)を導入するには？運営企業とサービス詳細

カオナビ(人事評価・人材管理ツール)とは？導入がおすすめの企業とメリット・デメリット

カオナビとは、社員一人一人の個性をわかりやすく把握することができる、人材マネジメント向けの人事評価・人材管理ツールです。具体的な機能として、個人が持つ評価やスキル、経歴とともに性格診断やキャリアプランなどといった情報を管理する機能が挙げられます。これらの情報は、「顔写真付き」のプロフィールから確認することが可能です。また、データとしてそれらの情報を管理するわけですから、当然ソートや検索機能なども豊富に揃っています。特徴的なのは、カオナビという名前通り社員の顔写真一覧が表示されるインターフェースです。名前だけを表示するツールよりも、社員それぞれの顔を把握できるため、実際の社内業務を効率的に進められるようにもなります。

カオナビを導入するメリットとして大きいのが、「社員の情報管理を一元化できる」というところです。人事において管理しなければならない情報はさまざまですが、ペーパーベースで情報を管理していると、特定の情報を探すのが面倒になります。また、情報量が増えると別の倉庫に書類を保管することもあり、情報を一元管理するのが困難です。似たような管理ツールも少なくないですが、カオナビは一元化できる情報量が多いという特長があります。スキルや過去の実績・キャリアだけでなく、性格やストレスチェックデータ、モチベーションといった人格・人間性まで一元管理できます。そのため、氏名や所属部署といった基本的な情報と共に、人事に必要なあらゆる情報管理を一元化できるというわけです。

カオナビの評判が良い理由として、「インターフェースが見やすい」というものが挙げられます。数多くの社員情報を管理するとなると、複雑で見づらい画面になったり、情報が探しにくくなったりすることが多いです。しかし、カオナビの場合は社員の基本情報である「顔写真」を表示することで、可視性の向上を重視したシステム設計になっています。名前の文字だけをリスト表示する管理ツールが多い中、可視性を重視したカオナビは、人材マネジメントの効率・生産性を底上げするのに適したツールであるといえるでしょう。

一方、デメリットとして挙げられるのが「社員の顔写真を用意する必要がある」という点です。他社と比較しても顔写真による高い可視性が魅力のカオナビですが、社員全員の顔写真をすぐにデータ化できる企業はそれほど多くないでしょう。導入に際して、新たに全社員の顔写真を撮影する場合もあるかもしれません。カオナビの利点を発揮するためには顔写真の利用が必須といえますが、手間がかかる可能性があるという点には注意しましょう。

カオナビ導入がおすすめの企業

・社員の個性をしっかり把握しておきたい企業
・管理したい情報が増えて一元管理に困っている企業
・人材マネジメントにITツールを導入しようと考えている企業
・ソート機能やリスト機能のある管理ツールを探している企業

カオナビ導入をおすすめできない企業

・社員の顔写真を簡単に用意できない企業
・従業員が10人ほどの企業

カオナビ(人事評価・人材管理ツール)の導入企業

株式会社ドーム、株式会社吉野家ホールディングス、阪急阪神不動産株式会社、イノチオホールディングス株式会社、株式会社ホンダロジスティクス、株式会社デンソー、株式会社物語コーポレーション、ニスコム株式会社、フジッコ株式会社、株式会社ウェルクス

カオナビ(人事評価・人材管理ツール)を導入するには？運営企業とサービス詳細

カオナビは、株式会社カオナビによって運営・提供されています。多方面に事業を展開しているわけではありませんが、プライバシーマークなどセキュリティ性を保証する認証を取得しているため、信頼性の高い企業です。カオナビの料金は、それぞれ内容が異なる機能プランによって決められています。情報の一元管理に必要な機能が揃っているデータベースプラン、データベースプランに評価ワークフローやアンケート機能を追加したパフォーマンスプラン。そして、人材配置バランス図やダッシュボードなど人材マネジメントに最適な機能がそろっているストラテジープランという3つの機能プランがあります。

また、有料オプションとして適性検査機能や、スマートフォンアプリ、シングルサインオン機能なども搭載可能です。申し込みはまず公式サイトから問い合わせをすることからはじまります。具体的な料金は、実際は社員規模や利用する機能によって見積もりがなされるため、気になる方は一度問い合わせてみるのが良いでしょう。「いきなり導入コストをかけるのは避けたい」という方は、主要な機能を体験できる無料トライアルを利用してみるのがおすすめです（2020年12月6日時点）。