WorQ ワーク(人事総務プロジェクト管理ツール)とは?メリットと導入がおすすめの企業

ビジネスの効率をアップさせるマーケティングツール




Screenshot of worq.jp

入退社連携の工数とミスをなくすプロジェクト管理システム WorQ

WorQとは?導入がおすすめの企業とメリット・デメリット

WorQ(ワーク)は、人事や総務といったバックオフィスに特化したプロジェクト管理ツールです。人事や総務では、入社・異動・退職処理など、社員一人ひとりの情報を取り扱っています。他にも、オフィスで使用する備品を管理するなど、日々の細々とした業務が発生します。扱う情報量が多いため、管理が煩雑になることもあるでしょう。様々なデータをWorQで一元管理することで、大切な情報が迷子になるおそれはありませんし、必要な時に目的のデータへすぐにアクセスできるようになります。また、権限を設定できるので、チームで共有すべき情報と閲覧を制限する情報をわけて管理できる点がメリットといえます。

WorQではタスク管理も行えます。その日のタスクが可視化され、進捗状況が一目でわかります。タスクに期限を設ける機能もあるため、業務に追われてうっかり忘れてしまうのを防げます。WorQは、TeamsやSlackと連携させることも可能です。通知を送信することはもちろん、情報を入力することもできます。また、人事や総務だけでなく、事業部間との情報共有にもWorQは便利に使えます。たとえば、入社する社員の情報をWorQを介して共有することで、資料を手渡しするといった手間を省けるのです。業務の効率化につながり、社員満足度も向上するのではないでしょうか。

WorQが役立つのは、チームで情報共有する必要がある業務です。チームのメンバーが多ければ多いほど、どこまで情報が伝わっているのか把握しづらくなるといえます。WorQで一元管理した場合は、必要な情報がすべてWorQの中にあります。共有したい情報をWorQに入れておけば、メールや回覧板などでチームの一人ひとりに伝えるといった手間を省けるのです。また、過去の情報もWorQに保管されているので、記録としても残ります。デメリットをあげるなら、従業員が数名といった小規模な事業者には、WorQは不向きかもしれません。少人数なら容易に情報共有できるため、費用を払ってまで導入する必要性は少ないと考えられます。

WorQの導入がおすすめの企業・人事部

・入社、退社処理が煩雑でバックオフィスの工数が膨らんでいる企業
・バックオフィスに特化したプロジェクト管理ツールを求めている企業
・タスクを可視化して、進捗状況が一目でわかるようにしたい企業
・様々な情報を一元管理したい企業
・人事労務システムと連携できるプロジェクト管理ツールを探している企業

WorQの導入がおすすめできない企業・人事部

・従業員が数名程度と少ない企業
・入社、退社処理が煩雑ではなく工数がかからない企業
・オンライン上ではなく、紙の文書で情報を管理したい企業

WorQを導入するには?運営企業とサービス詳細

WorQを運営しているのは、株式会社ThinQ Healthcareです。2019年8月に設立した会社で、本社は東京都港区にあります。従業員数に応じて選択できるプランが用意されていましたが、現時点では提供されていません。
その代わり、公開予定の「クローズドβ版」のテストユーザーを募集しています。WorQのクローズドβ版を先がけてトライアルできるという「先行登録プラン」で、事前登録した企業は100社を超えています。クローズドβ版への事前登録は、WorQの公式サイトから可能です。事前登録・資料請求のフォームを表示し、担当者氏名・会社名・従業員数・メールアドレスを入力して送信してください。なお、ここで紹介した情報は2020年12月25日時点の情報です。

WorQと併せて検討したいプロジェクト管理ツール・Stock、Backlog

WorQのようなプロジェクト管理ツールには、StockやBacklogもあげられます。それぞれツールの特徴が異なるので、代表的な違いを見ていきましょう。

StockとWorQの比較

Screenshot of www.stock-app.info

チーム情報ストックツール Stock

Stockは直感的な操作で使えるシンプルなツールで、様々な情報の保管とタスク管理を行えます。Slackと連携可能で、SlackのメッセージをワンクリックでStockに保存できます。
反対に、Stockに届いたメッセージをSlackへリアルタイムで通知することも可能です。ただし、Teamsとの連携には対応していません。Teamsと連携したい場合は、WorQを検討することになるでしょう。

BacklogとWorQの比較

Backlogは、人事や総務はもちろん、マーケティングなど様々な職種で導入されています。ファイル共有やタスク管理に加え、ガントチャートも用意されています。ガントチャートでは、進行中のプロジェクトと工程を紐づけて管理することが可能です。どこまで完了して、何に着手していないのか、プロジェクトの進捗状況が一目でわかります。しかしBacklogは、人事や総務に特化したツールではありません。その点バックオフィスに特化したWorQでは、人事労務システムとの連携が可能です。

StockとBacklogは無料で試すことができるので、WorQも含めて比較検討してみましょう。

Screenshot of backlog.com

チームタスク管理ツール backlog

WorQの運営企業・サービス詳細

※最新の導入事例と利用料金、サービス詳細、サポートについては公式サイトをご覧ください。
掲載情報は記事投稿日時点の公開情報に基づき表記しております。

SaaS名

WorQ

公式サイト

https://worq.jp/

運営会社・提供

株式会社ThinQ Healthcare
ABOUT US
SaaS選びのJIREIA編集部
「業務効率化でSaaSを選定したいのに、不要な営業対応で時間が取られる」「現場がSaaSの導入を希望しているが、上長や管理職が承認してくれない」「競合他社や同業種で利用が進んでいるITツールはチェックしておきたい」 SaaS選びのJIREIAは、こんなITツール選定の悩みが解消できるよう企業導入事例にフォーカスしたSaaS情報をまとめて掲載しています(登録不要)。